本会は２００１年１０月に設立されました。
この年は、大阪教育大学付属池田小学校の生徒殺傷事件のあった年で、各地の小中学校の危機管理の考え方に大きな影響を与えた事件でもありました。
当時の話し合いの中で、母親だけで子どもたちを守っていくことへの不安から父親へのＰＴＡ活動参加の声が強くなってきていました。
しかし、通常のＰＴＡ活動においては会長こそこれまでも父親が務めてきておりますが、平日昼間が活動の中心では母親に頼らざる得ない状況が以前より続き、さらには２００２年度から実施の週５日制でそれまで唯一の父親活動時間であった土曜日がなくなることから、父親のＰＴＡ活動参加が難しいとの判断から別の組織を作っていこうということになりました。
このような時代背景の中で父親として何かをしたいが、実際問題として仕事を抱えて平日昼間に集まることはできないし、土日であっても仕事を持っている人もいるため、当面は堅苦しい規約などは決めずにできることから始めようという主旨のもと、道端で顔を会わせた時にお互いに菅野小のお父さんであることが分かるような関係、お互いに挨拶を交わすような関係を築いていくという基本方針で活動しています。